”形容詞+enough”の感覚【スピーキングで使いこなせない人必見】

2020年1月4日

 

 

 

”形容詞+enoughの形を会話できちんと使いこなせる人には関係ない内容ですが、意外と当てはまる人も多いのではないかなと思います。

 

英語がある程度話せるようになってから「あれ、”形容詞+enough”の形を上手に使えてないな」とふと気がつきました。

意味はもちろん理解していますしリスニングやリーディングでは問題ないのですが、スピーキングで使えていない状況でした。

 

なぜか考えてみると、、

「enough」=「十分な」で完全にインプットしてしまっていたからでした

 

日本語で「十分+形容詞」、例えば「十分広い」とか「十分快適な」みたいな表現って、書き言葉では使いますが話し言葉ではあまり言わないですよね。

なのでenoughをただ単純に「十分な」でインプットしていているだけでは、”形容詞+enough”の形を使えなくなってしまいます。

 

 

例えば「この車は6人乗れる広さですか?」と質問したいとき何と言いますか。

「乗れる、だからcan rideを使って、、」という思考ではなかなか思いつかないと思います。

 

正解はシンプルに

Is this car large enough for 6 people? です。

 

このように”形容詞+enough"は「乗れる」つまり「できる」(or「できる十分な」)というニュアンスを表しています。

 

他にも例を挙げると、

 

He is rich enough to buy a luxury car.

彼は高級車が買えるほど金持ちだ

 

She is old enough to go there by herself.

彼女は一人でそこに行ける年齢だ

 

いずれも「できる」「できる十分な」を表していますよね。

何かモノやヒトが「できるくらい〜(形容詞)」と言いたいときにenoughを使う、もっと簡単に言うと「enough=十分な、できる」というインプットに変えてから、なんとなく腹落ちして自然に使えるようになりました。

 

あくまで個人的な感覚ですが、、、参考になれば幸いです。