「make a 名詞」という表現【スピーキングのリズムを良くする】

2019年11月19日

 

 

「make a 名詞(動詞の名詞形)」で「〜する」という表現があります。

例えば、make a decision「決定する」などがこれにあたります。

 

知ってる人が多いでしょうし見れば(聞けば)意味は分かると思いますが、このフレーズを使いこなす理由は大きく二つあります。

 

①スピーキングのリズムがよくなる

②目的語をつけなくていい

 

例えば、以下の文について考えると、

I decided it.

I made a decision (on it).

「私はそれを決めた」

 

上の文章って状況によってはなんとなくリズムの悪さというか言いにくさを感じることもあります。

made a decisionの方が響き的に自然なケースが多いです。

 

またmade a decisionについてはわざわざ「それ(it)」を言わなくても

I made a decision.

だけでも完結させられます。

これが結構重要で、ノンネイティブにとってスピーキングのスピードが落ちる理由の一つに「目的語の代名詞が何か、単数形か複数形か」で悩む時間が結構ある、ことが挙げられます(例えば「it? them? that? those?」みたいな。。)

0コンマ何秒の思考ですが会話のスピード感の中では結構な負担感で、これを省けるのはでかいです。

 

この「make a 名詞(動詞の名詞形)」表現がスムーズに出てくるようにすることでスピーキング力を一段階向上させることができます。

 

 

具体的な例は以下の通りです。

make a decision 決定する

make a payment 支払う

make a presentation プレゼンする

make a call 電話する

make a reservation 予約する

make a promise 約束する

make a mistake 失敗する

make a offer オファーする

make a comeback 戻ってくる

etc…

 

とりあえず上の例をしっかり頭にいれつつ、いろんな名詞(動詞の名詞形)に応用してみるといいと思います。

 

make、have、get、take、work、、などの基本動詞をいかに使いこなせるかが英会話においてなにより大事なので是非意識してみてください。