There is/are を使いこなすポイント【英会話のマスターすべき構文】

2020年4月12日

 

 

「〜がある」という有名な構文ですが、これを使いこなすのは英会話で必須です。毎日使います。

 

学校で習ったときは重要性がイマイチピンときていませんでしたが、この構文って例えば、

There is a book on the table.

机に本がある

のように物質的なものが存在することを表す場面よりも、

 

There are some reasons why we do this.

これをやるのには理由がある

のように、概念的なものが「ある、存在する」というときに使われることが多いです。

(「机に本がある」なんて会話であんまり言わないですよね。)

 

仕事においても「それにはいくつか理由があって、、」とか「それにはメリットがあります」とか存在を表す表現ってかなり使います。

この表現を使いこなすために、2つのポイントがあります。

 

 

①固有名詞や特定のものには使えない

 

例えば

× There is Mt.Fuji in Japan

× There is the beautiful mountain in Japan

富士山は固有名詞ですし、the beautiful mountainは特定の物なので×です。

 

ちなみに後者は、

There is a beautiful mountain in Japan.

日本にはある美しい山がある

なら言えます。

 

つまりtheやmy(所有格)などとは使えなくて、aやsomeやmanyなどと使います。

ちなみに固有名詞や特定のものについて述べたいときはhaveを使います。

(○ Japan has the beautiful mountain.)

 

 

②しばらくはThere’sで乗り切る

 

これが個人的にはかなりポイントです。

単数形の場合There is、複数形の場合There areがルールですが、まずは慣れるまでどっちでもThere’sで言ってしまうことをおすすめします。

厳密には間違いなので反対意見も余裕でありそうですが理由は3つあります。

 

1.ネイティブでも複数形をThere’sと言ってしまう人もいて強い違和感はない

2.発音が簡単

3.どっちか瞬時に悩まなくて済む

 

②については、中学高校でThere areを「ゼアーラー」と習った人も多いと思いますが正直通じません。笑

There areよりもThere’sの方が確実に発音しやすいです。

(There isじゃないのがポイントです。)

 

私の場合はアメリカに来て最初の半年くらいは全てThere’s と言っていて、そこから徐々に使いわけるようにしていきました。

意味は余裕で通じますし、there’sの後の文章に集中できるので話しやすくなります。

 

アメリカに来る前の自分に教えてあげたいポイントです。