It seems thatの使い方【seem toよりも使いやすい!?押さえておくべきポイント】

2019年11月4日

 

 

以前、seem + 形容詞、seem like + 名詞については紹介しました。

シンプルに「~みたい」を表すときはこれらを使えばOKです。

 

Feelの忘れがちな用法【スピーキングの幅が広がる】

 

 

これ以外のseemを使った表現として、

 

例えば「彼は彼女を信頼しているっぽい」は、

It seems that he trusts her. (thatは省略可能)

= He seems to trust her.

と言うことができます。

 

この言い換えは受験勉強でもやったような気がしますし、いろんなサイトにも書かれています。

ただ個人的にはIt seems thatの方が使いやすいと思っていて、というのも以下のような文章では言い換えが不自然になることがあるからです。

 

彼はそれを知りたがっているみたい

It seems he wants to know about it.

He seems to want to know about it.

 

seems to want to とtoが続いて違和感があります。

 

It seems thatの後は普通の文章を続ければいいだけなので、「文章の頭にIt seems (that)を付ければ、“~みたい”というニュアンスをプラスできる」という整理で覚えておくと、スピーキングのスピード感でもスムーズに出てくるようになります。

 

また、

He seems to be rich.

=He seems rich.

と言った感じで、形容詞を続けたい場合はseem to beではなくseemだけで表現できるので(ニュアンスの違いはありますが最初は気にせず大丈夫です)、

まとめるとseem は以下を表現を押さえておけばスピーキングではOKです。

 

seem + 形容詞 

seem like + 名詞

It seems (that) + 普通の文章

 

 

例)

 

It seems the restaurant will be closed soon.

そのレストランそろそろ閉店するっぽい

 

It seems he have learned Japanese for many years.

彼は日本語を長いこと勉強しているっぽい