「英語は思っているほど厳密に考えなくて大丈夫」という感覚①【名詞+名詞】

2019年10月7日

 

 

(結構感覚的な話ですが、超重要なので参考にしていただければ嬉しいです)

 

 

英語の難しさって簡単に言うと、文法とか語順の「ルール」です。

日本語のようにたくさんの漢字を覚える必要はないのですが、厳格なルールが英語を難しくしています。

 

例えば、I play soccer という文章を考えると、日本語だったら

I play soccer 私はやりますよ、サッカーを

Play I soccer やりますよ、私はサッカーを

Soccer I play サッカーを私はやります

といった感じで、基本どれでも通じますし間違いではないです。

 

ただ英語では”I play soccer”の順番しか認められず、そういったルールが英語を難しくしています。

 

私自身「一瞬でこのルール通り文章考えるの無理すぎ」と何度も思っているのですが、一方で「あ、そこまで厳密すぎなくてもいいんだ」という気づきがいくつかあり、そういった気づきがブレイクスルーとなって英語が上達した感覚がこれまでありました。

 

前置きが長くなりましたが、今日はその気づきの中の【名詞+名詞】についてです。

 

名詞+名詞でOK

 

どういうことかというと、例えば昨日の記事に書いた

Our boss announced a new system deployment.

上司が新たなシステムの導入について発表した

という文章を見てみると、

 

「新たなシステムの導入」を

a new system deployment

と書きました。

 

これまでの私の思考では、「”〜の”だからofを使って、a deployment of a new system?」と思っていて、もちろんこれもでいいんですが、そこまで厳密に考えなくても単純に名詞をくっつけることで表現することが可能です。

 

その他では例えば、

「ABCカンパニーのIT部門の人」と言いたい時に、

 

the person in IT department of ABC

と言わなくても

 

the person in ABC IT department

とか、さらに言えば

 

ABC IT person

でもOKです。(下線部が名詞をくっつけている箇所)

 

 

このように、中高で英文法をしっかりと学んだ日本人は、そのルールに忠実に、前置詞などを使って正しく構成しようと”しすぎる”傾向にあると思います。

正しい英語なので全然OKなのですが、いちいちすごく頭を使いますし、こっちでネイティブと話していて思うのは厳密に考えすぎなくても大丈夫だなということです。

 

(現に一度同僚から「そんなちゃんとしゃべろうとしなくてもOKだし、逆に考えすぎて自然じゃない」的なことを言われたことがあります。)

 

ということで「名詞をくっつけて名詞を作る」というのに慣れるとすごく流暢さが増します。

肩の力を抜いてしゃべってみましょう。

 

これ以外の「英語って意外と厳密すぎない」気づきシリーズについても今後共有します。