I want to、I would like toの使い分け【知っておきたいポイント】

2020年3月15日

 

 

「〜したい」を意味するフレーズで、以下のように使われます。

I want to do it.

I’d like to do it.

 

このwant toはウォント トゥーと発音するよりもネイティブとの会話の中ではワナと発音することが多いです。

(ちなみに過去形wanted toは「ワネダ」に近い感じで発音します。)

 

また「〜してほしい」と相手に言うときは

I want you to do it.

I’d like you to do it

と言います。

 

どちらのケースもI’d like toの方が丁寧な響きがあるというのは知ってる人も多いかと思います。

 

では、アメリカ人に対してどこまで丁寧な言い回しが求められるか、についてですが、

日本にいた時は「初対面や目上の人と話すときは丁寧な言い方、I’d like toを使うべきだ」と思っていましたが、アメリカは想像していたよりもっと上下関係への意識が低いです。

役職による違いはあくまで役割の違いであって、日本のように言葉を慎重に選ばないといけないという感覚はありません。

 

例えば、今のアメリカの会社は従業員数が2000名を超える大企業ですが、CEOでも下の名前を呼び捨てで呼びます。実際に話をするとすごくフランクで、日本の感覚からするとすごく違和感があったのを覚えています。

 

I want toとI’d like toの使い分けについては、役員レベルは後者を使ったほうがベターですが、それ以外は部長だろうが課長だろうが前者で構いません。

ただ「〜してほしい」と何かをお願いするときは丁寧さが必要と思うので、親しい人以外はI’d like you to〜を使っています。

あくまで駐在9ヶ月目の個人的な感覚ですが、、参考になれば幸いです。