”形容詞+enough”の感覚【スピーキングで使いこなせない人必見】
”形容詞+enough”の形を会話できちんと使いこなせる人には関係ない内容ですが、意外と当てはまる人も多いのではないかなと思います。
英語がある程度話せるようになってから「あれ、”形容詞+enough”の形を上手に使えてないな」とふと気がつきました。
意味はもちろん理解していますしリスニングやリーディングでは問題ないのですが、スピーキングで使えていない状況でした。
なぜか考えてみると、、
「enough」=「十分な」で完全にインプットしてしまっていたからでした。
日本語で「十分+形容詞」、例えば「十分広い」とか「十分快適な」みたいな表現って、書き言葉では使いますが話し言葉ではあまり言わないですよね。
なのでenoughをただ単純に「十分な」でインプットしていているだけでは、”形容詞+enough”の形を使えなくなってしまいます。
例えば「この車は6人乗れる広さですか?」と質問したいとき何と言いますか。
「乗れる、だからcan rideを使って、、」という思考ではなかなか思いつかないと思います。
正解はシンプルに
Is this car large enough for 6 people? です。
このように”形容詞+enough"は「乗れる」つまり「できる」(or「できる十分な」)というニュアンスを表しています。
他にも例を挙げると、
He is rich enough to buy a luxury car.
彼は高級車が買えるほど金持ちだ
She is old enough to go there by herself.
彼女は一人でそこに行ける年齢だ
いずれも「できる」「できる十分な」を表していますよね。
何かモノやヒトが「できるくらい〜(形容詞)」と言いたいときにenoughを使う、もっと簡単に言うと「enough=十分な、できる」というインプットに変えてから、なんとなく腹落ちして自然に使えるようになりました。
あくまで個人的な感覚ですが、、、参考になれば幸いです。