時制の話【現在形は現在じゃない】

2020年3月18日

 

 

英会話を始めてから時制を使いこなすのが意外と難しいと感じていて、その理由の一つに日本語と英語で現在形の捉え方が違うことが挙げられます。

 

例えば、レストランでハンバーガーを頼むとき、日本語だと「ハンバーガーください」「バンバーガーにします」となんとなく現在形っぽいですが、

英語だと”I will get the hamburger”と未来形が使われます。

 

またバンバーガーを食べているときには”I’m eating a hamburger” で”I eat a hamburger”とは言いません。

 

 

英語で「時」を表す時制は過去形、現在形進行形、未来形で、現在形は以下のような過去でも未来でも今でもないことに使われます。

 

 

①習慣や事実

I go cycling every weekend.

My apartment has a gym.

 

②状態を表す場合

I have a pen.

I like dogs.

I think you’re going to like it

 

(ちなみに、、この”you’re going to like it”も日本語だったら「それ好きになる(はずだ)よ」と現在形っぽいですが、英語では現在形で”you like it”とは言わないです。推測する場合は未来形で表現されることが多いです。)

 

 

現在形問題以外にも、英語の時制って意外と難しくて、、

例えば、この前ワールドカップについて友達と話していて「イングランド途中まで勝ってたけど、結局負けちゃった」と言いたかったのですが、「(途中まで)勝ってた」というのをパッと言えませんでした。

 

正解は”England was winning but lost the game.”と過去進行形で表現します。

言われれば確かにそうですが、、、会話のスピード感で使いこなすには知識というより慣れが必要なので、いろんな表現に触れ習得していきたいと思います。